腰椎すべり症
- 長く歩いたり、立ったりすると腰が痛い
- 反り腰だと言われる
- 運動をしていると腰が痛い
- 腰の痛みだけではなく腰からお尻にかけて痺れたりする
腰椎すべり症とは?|世田谷区 下高井戸整骨院
人間の身体には脊柱という骨が存在します。 それらの骨は4つの部類に分けることができ、上から頚椎、胸椎、腰椎、仙骨に分けられます。
腰椎すべり症はこの中の腰椎という背中から腰にかけて存在する骨が変性することによって起こります。
腰椎は特に負担がかかることが多く何らかの影響が受けやすいです。
脊柱には脊髄という神経の束が入っています。 その脊髄が通る道を脊柱管といいます。腰椎がずれることにより、脊柱管が狭くなり、神経や神経のおおもとにある神経根を圧迫されて 痺れや痛みなどの症状が出ます。
すべり症は3つの分類に分けられます。
1.先天性脊椎すべり症
2.脊柱分離すべり症
3.変性分離すべり症
1.先天性脊椎すべり症
先天的な骨の形成により第5腰椎にきわめて高度なすべりを生じます。 すべりは成長と共に進行し、思春期に至って急速に悪化する可能性があります。
症状は腰痛と大腿後面に痛みを訴えます。下肢伸展挙上テストにより下腿に痺れが生じることがあります。
2.脊椎分離すべり症
腰椎の関節突起間部に疲労骨折が生じて引き起こされます。第5腰椎に起こりやすく、腰椎の前弯が強くなります。
すべり度が大きくなると変形が見られることがあります。
腰を曲げたり伸ばしたりすると腰がずれるような不安感や張った感じを自覚し、太ももの後ろにだるさを覚えることがあります。
また片側ないし両側の足に痛みを生じ、間欠性破行を呈することがあります。
3.変性脊椎すべり症
変性すべり症とは、椎弓という腰椎の分離がなく、椎体という部分が前方へ滑っている状態を言います。 40歳以上の女性に多く大部分は第4腰椎のすべり症が多くなる。 症状としては腰部脊柱管狭窄症と同様の症状が出る。 さらに神経障害などを呈する。
放置するとどうなるの?|世田谷区 下高井戸整骨院
すべり症を放置すると腰痛、足の痛み、足の痺れがあります。
歩行障害、しびれや冷え、違和感などが出てきます。安静時には症状はあまり出ず、立ったり、動いたり、長い時間歩いたりするとことによって、腰痛や足の痛み痺れが強くなります。
病状が進むと何もしてない時にも痛みが出るようになります。
また、変性すべり症が起こる部分は神経がまとまっている部分であり、尿や便などを支配している神経も通っているため 膀胱直腸障害や知覚障害を起こす可能性があります。
下高井戸整骨院での治療法 |世田谷区 下高井戸整骨院
当院ではまず腰椎すべり症なのかの問診をしっかり行います。
上記で書いたように腰痛、足の痛み、足の痺れ、歩行障害(間欠性破行があるかどうか)冷えがあるかを問診します。
その次に検査を行います。 SLRテスト(下肢伸展挙上テスト)FNSテスト(大腿神経伸展テスト)を行います。
検査をし、症状がある場合は腰椎すべり症を疑います。
検査をした後は手技でしっかりと治療をしていきます。
腰に関わる筋肉やその周りの殿部の筋肉は神経の通り道でもあるのでしっかりと治療をしていきます。
症状によっては鍼伮治療や電気機器のハイボルテージを使いアプローチしていきます。 腰の痛みや痺れなどは放っておくと悪化をしていきます。
そうならないためにも早め早めの治療をやっていきましょう!! 何かありましたらご相談お待ちしております。