顎関節症
- 噛んだり、話したりすると顎が痛い
- 顎を動かすと痛みがあり、口を開けたりすると特に痛い
- 耳の前やこめかみに痛みが生じる
- 大きなあくびなどができない
- 噛み合わせが変わったと感じることがある
どうやって起きる?|世田谷区 下高井戸整骨院
顎関節症は顎の関節や顎を動かす咀嚼筋という顎まわりの筋肉に異常が起こり、顎が痛い、口が開きにくいなどの症状が現れる疾患です。
特に男女差はありませんが、症状を訴える方の比率は女性が多く男性の2~4倍で、それも20代から30代女性と40代から50代の女性に多いのが特徴です。
顎関節症の主な症状|世田谷区 下高井戸整骨院
顎関節痛
主な病態としては顎関節周りの関節包や関節円板と言われるとこが慢性的にかわることで痛みが出ます。
顎関節の関節部分が痛むと、神経が過敏になり顎を動かしたときに関節部に痛みが出ます。
咀嚼筋痛
口周りや顎周りの筋肉が継続して痛むのが最も一般的な原因です。
痛みの特徴は局所的な鈍い、痛みと筋肉を動かした時の痛みがあります。
1番痛いところを押すと飛び上がるような痛みが出るとともに離れた部分に痛みを生ずることもあります。
開口障害
口を開いた際に3cm以下の場合に開口障害があると言われています。
意識をしないで顎の動きを止めたり、顎関節が異常なために口を大きく開けることができない場合があります。
また進行度合いは急に口が開かなく場合もあれば、ゆっくりと時間をかけて開きづらくなっていく場合があります。
閉口障害
顎関節の構造に異常があると上下の歯と歯の間に隙間ができて、完全に口が閉じれなくなる場合があります。
関節雑音
噛んだり口を大きく開けたときにカックンなどの関節部の音がします。
特に耳の前あたりで音が生じます。
顎関節の構造
顎関節というのは、両耳の前に指を当てて口を開け閉めした時に動く部分です。
側頭骨と下顎骨という骨で構成されています。
下顎窩というくぼみと下顎頭という骨の間には関節円板というクッションがあります。
個々の部分が正常だと口を開け閉めすることが出来ます。
顎関節症の種類|世田谷区 下高井戸整骨院
咀嚼筋障害(1型) 顎を動かした時にこめかみや頬の筋肉が傷むが、関節部の音はない。
顎関節障害(2型)顎の関節付近に痛みがあるが、関節部の音はしない。
顎関節円板障害(3型)関節の中の関節円板がずれたり変形したりするもの。初めは関節円板が正常に戻った時にカックンと音がします。
進行すると関節円板が正常に戻らなくなり開口障害と痛みが強くなります。
変形性顎関節症(4型)顎の関節に負担がかかり関節が変形してしまうもの。顎を動かした時に痛みがあり、ガリガリと音がします。
(5型はストレスなどの不定愁訴が原因と言われています。)
放置するとどうなるの?
顎関節症を放置すると咀嚼筋やあご周りの筋肉などが硬くなり激しい痛みを感じる場合があります。
最悪の場合、顎自体が変形し手術になる可能性があります。
下高井戸整骨院での治療法|世田谷区 下高井戸整骨院
当院での顎関節症の治療法としては手技療法と鍼灸療法、ハイボルテージ治療を行います。
まずは手技で咀嚼筋や顎周りの筋肉、そこに関連する首周りの筋肉をしっかりと緩めていきます。
奥の方など手技で届かない部分は鍼やハイボルテージを使いアプローチしていきます。
根本的な原因をしっかりと説明し一人一人にあった治療をしていきます。
辛い症状や悩まれている方などいらっしゃいましたらまずはご相談ください!!