胸郭出口症候群
- 吊り革に捕まったり、腕を上げたりするのが辛い
- 首や肩にだるさや辛さがある
- 肩や腕、肩甲骨に痺れがある
- 手に力が入りずらい
- 手の細かい動作がしずらい
どうやって起きる?|世田谷区 下高井戸整骨院
胸郭出口症候群は腕や肩周りの筋肉を支配する運動や感覚を支配する神経(腕神経叢)がそれぞれの部位で締め付けられ、圧迫され起こります。
圧迫部位はそれぞれ3カ所あり、
①斜角筋と呼ばれる首の筋肉で構成される部分(斜角筋症候群)
②鎖骨と肋骨の間(肋鎖症候群)
③胸の筋肉である小胸筋と肩甲骨との間に構成される部分(小胸筋症候群)
で起こります。
神経や血管が物理的な圧迫を受けて生じる胸郭出口症候群ですが、中には、頸肋と呼ばれる先天的な肋骨の遺残物が残っていることが原因で発症することもあります。
頸肋が存在すると腕神経叢や鎖骨下動脈がよりいっそう圧迫を受けやすい状況になるため、胸郭出口症候群が発症します。
主な原因として負荷が繰り返しかかると起こりやすいです。
なりやすい動作としては
①手を高くあげて行う動作の繰り返し行う(吊り革や洗濯物干し、シャンプーやドライヤーなど)
②姿勢の不良(なで肩、なで肩を治そうと無理に胸を張った姿勢や普段から猫背姿勢の方)
③無理な腕や肩の筋トレ
④手を高くあげて行うスポーツ(野球、バスケットボール、バドミントン、テニス、バレーボールなど)
⑤パソコン作業やデスワークを長時間している。
⑥交通事故などで首を痛めた方
以上の動作をやられる方などに起こりやすいです。
放置するとどうなるのか?|世田谷区 下高井戸整骨院
胸郭出口症候群は長期化すると、約25%の方に自律神経症状(頭痛・立ちくらみ・不眠・眼精疲労・全身倦怠感などの不定愁訴)を伴います。
放っておくと治りづらく、時間を経てから治療を開始すると、治すのに時間を要します。
当院の治療法|世田谷区 下高井戸整骨院
当院では手技治療と鍼灸治療、ハイボルテージ治療を行い痛みや痺れをとっていきます。
手技治療ではまず胸郭出口症候群の検査を行います。
検査法
・モーレイテスト(鎖骨の上のくぼみの部分に神経が走行しているためそこを叩くと上腕から腕の方に痺れが出たり痛みや嫌な感じが出るかどうかの検査)
・アドソンテスト(首の付け根を圧迫を誘発されるように首を動かした状態で深呼吸を行い、手首の橈骨動脈の脈が弱くなるかどうかの検査)
・エデンテスト(両肩を後方へ引っ張り、胸を張らせて手首の橈骨動脈の脈が弱くなるのかの検査)
・ライトテスト(両方の腕を上げ神経や血管が圧迫されやすい状態とし手首の橈骨動脈が弱くなるかの検査)
検査を行い胸郭出口症候群の疑いが出たら原因である首周りの筋肉の斜角筋・胸鎖乳突筋・大胸筋・小胸筋・鎖骨下筋などの筋肉を緩めていきます。
その後下高井戸整骨院自慢の「鍼灸治療」「ハイボルテージ治療」を行い手技治療では届かなかった部位へアプローチします。
根本的な原因を突き止めわかりやすく説明し、一人一人にあった施術をさせていただき納得して帰っていただきます!
辛い症状でお悩みの方、早期治療が早く良くするカギです